BASEが「ShopNow」ことショッピング機能を導入したので即申請した話
最近EC界隈で話題になっている「ShopNow」ことショッピング機能ですが、BASEは2018年6月5日時点で、このShopNow機能の実装を可能にするapp「Instagram販売App」をリリースしました。
ShopNow機能については、まだあまり広く知られていませんが、EC業界の展望にも直接関わってくるので、Webマーケティングの領域に大きなインパクトを与えそうです。(後述しますがShopNowの最新事例ではEC誘導率7割を記録した企業もあります。)
というわけで、早速僕はBASEで共同出店しているkisetsu.というお店のInstagramアカウントに、ShopNow機能を導入してみたので、今回はその話しを書いていきます。
更新:ShopNowで上位表示され、さらに申請にも通ったので6/29に記事を最新版にしました。
ShopNow(ショッピング機能)とは
そもそも、あまりInstagramで製品のページを見なかったり、ECサイトについてよく知らないという場合、「ShopNow機能」と聞いてもピンとこない人が多いでしょう。
そんな人向けにShopNow機能を一言で説明すると、「Instagramからそのまま商品を買うことができる機能」のことです。
なので、Instagramを見ていて「あ、これ欲しい!」と思った商品を、Safariなどのブラウザを開いてもう一度ネットの海から探すのではなく、その手間を省いてInstagramから直接買えるようにしたという画期的なシステムです。
ちなみにちょっと業界っぽくいうと、ShopNowとはInstagramの投稿に人物をタグ付ける要領で製品のタグを付け、投稿した画像のタグからECサイトまでシームレスな購入フローを実現することができる機能です。
ShopNow機能はまだ歴史が浅いので呼び名が統一されず、「ショッピング機能」や「Instagramショッピング」、「Instagramから直に買えるやつ」とも呼ばれています。(ShopNowっていう名前が1番かっこいいので普及してほしい笑)
ShopNowの主な導入事例
2018年6月5日の段階でShopNow機能を試せる代表的なアカウントは、ZOZO TOWNの公式などのEC大手6社が挙げられます。ただ、ショッピング機能が導入されたのは最近のことなので、まだデータは上がってきていません。(6/29:本日インスタ経由でECの誘導率7割という記事があがってきたので、恐るべき効果が実証されました)
ZOZOが驚くインスタ経由ECの誘導率7割:日経ビジネスオンライン
海外のライブコマース市場などでは、そのまま商品が買える機能が以前からあり、それが今回Instagramへも裾野を広げた形なので、いずれにせよ今後の動きを追う必要があります。
また、自分でも実際にショップを作成して効果を検証してみたいという方は、こちらからショップを作成してみてください。ECサイトを作成するサービスはいくつかありますが、個人的にはBASEが1番おすすめです。
実際にShopNowに申請したときの流れ(画像あり)
BASE内にはBASEappと呼ばれる独自のアプリがあります(基本無料で、SEO対策などもできる優れもの)
これらはBASEのショップ内でしか動かないアプリですが、6月5日(ShopNowが出てからすぐ)のタイミングでShopNow機能が実装されました。
登録の詳細は公式のやり方を参照していただくとして、僕はサラッと説明します。
①BASEに登録し、商品を出品する
②ショップ用のInstagramを始め、Facebook連動させてビジネスアカウントにする
③連動させたアカウントをBASEapp内でも認証させる
④審査を待つ
というのが大まかな登録の流れなのですが、絶望的に難しいわけではないものの、あまりこういう作業に慣れていない人にとっては少し複雑かも知れません。
また、反映までのタイミングには時間がかかるようで、6月5日の昼休みに申請したものが、この記事を書いている6月7日時点でまだ反映されていません。(Instagramの認証には数日かかるようです)
反映されている個人の事例はまだ見ていないので、もし早いうちに自分のアカウントが対応できたら追記か、改めて記事にまとめようと思います。
ShopNowの申請が通ったあとの流れ(画像あり)
さて、ここからは「追記」の内容ですが、ShopNow機能の審査に通りました。6月5日に申請したものが6月13日に通ったので、およそ1週間ぐらいかかったことになります。(ここらへんはばらつきがあると思いますが、僕はFacebook宛にメールを送ったらその日に通りました笑)
申請に通ると上記のようなショップタグのマークが表示されるので、申請したとはこのマークが出るまで待ちましょう。ちなみに通ると画面の上に「製品をタグ付け」という表示とともにスタートボタンを押すと上の画面に遷移します。
そして、早速使ってみたところちゃんとタグ付けができ、テスト投稿も無事にできました。いつものタグの代わりに「商品のタグ付け」という項目が追加されるので、なかなかに感動します。
このような形でShopNow機能の導入に成功したので、ここからは少しデータを見ながら改善まで繋げていきたいです。アカウントはこちらから見れるので、ぜひチェックしてみてください。
まとめ
今回はまだ出始めの機能であるShop Nowの主な機能や、登録の流れを実際にやってみたリアルタイムの感覚と共に紹介しました。
やり方の手順はわかるものの、わかりやすい説明がなされている記事は見つけられていないので、反映され次第スクショベースで記事にします。
また、BASEがおすすめな理由についての記事も書いたので、こちらもぜひチェックしてみてください。